小春日和

巻き起こす5人を応援しています。/親愛なるたった1人のためのラジオも応援しています。

5×20 Anniversary Tour 感想①(櫻井さん・大野さん)

ほぼほぼこのためにブログを始めました。『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の感想!!

今回のツアーは運に恵まれ参加することができました。本当に嬉しかった…。当選してからそのために生きてきましたもんね。今はその余韻で生きてますが。とにかく人生レベルで自分の中で大きな出来事となったライブの感想を、つらつらと述べたいわけです。そして意気揚々と臨んでいるわけですが、長くなってしまったので2・3回に分けます。そして演出や曲に関してはマジでガチで書ききれないのでメンバーに焦点を当てて書きます。だいぶ抑えてます。もちろんもろネタバレあるので、and moreが同じ内容になるかはわからないですが、まだ行ってない方、ネタバレNGな方はブラウザバック!

 

 

良い方はどうぞーーー↓

 

 

 

 

 

■ 櫻井さん

 まずは櫻井さん。いきなりですが、最後の挨拶がとても強く頭に残っています。

「この景色が見たかった」

これを聞いた時の嬉しさと感動は半端じゃなかった。泣きました。
よく考えるのが、ファンがアイドルにできることはなんだろうなって。なくない?って思ってました。実際はCD・DVDを購入したり、番組を観たり聴いたり、雑誌を読んだり…とかいろいろしてますけど。もっと返せるものはないのかなぁみたいな。勝手に、いつも与えてもらってばかりで返せていない(アイドルだから当たり前なのですが笑)と思ってたんですけど、あっ、ちゃんと返せていたんだなぁと、その言葉を聞いて心が満たされました。今までももちろん、様々なところで言っていたと思います。ライブにきてくれてありがとうって。自分が間抜けだからそれらを受け取り損ねてしまっていて、確かに聞いていたはずなのに思い出せずにいて。でもこの20周年のタイミングで改めてまっすぐに言ってくださって、それでやっと自分が心の底から落ち着けました。私たちが嵐さんの見せてくださる景色を見たいように、嵐さんも私たちが見せる景色を見たかったんだなって。自分には嵐さんのライブであまり席が埋まっていないというのが想像できません。何しろ嵐さんを好きになったのがもう超絶人気になってからでしたから。想像はできないけど、櫻井さんが

「最初はC&Rなんてできなかったし、振り付けだって一緒に踊ってくれることはなかったし、ペンライトが一斉に揺れているのもなかったし」(ニュアンス)

と言っていたから、今あるこの景色が本当にすごいことなんだと実感させられました。同時にライブにきて本当によかったなぁと。自分が行きたいから行ってるのに、それで嵐さんたちの見たい景色の一部になれるのならこんなに嬉しいことはないです。そしてその言葉を櫻井さんが言ってくださったのが、また、ね…!とてつもなく嬉しい。櫻井さんってデビュー当時らへんってあんまりアイドルに前向きじゃないですよね。嵐も辞めたがってる方だったし。その櫻井さんが、会場の一体感のある景色を見たいと思うようになり、それを実現させ、今でもそれを見ている。すごいなぁ。ずっと見てこれたわけではないけれど、あの瞬間には、言葉にはそれだけの重みがあって、表情からももちろんそれが読み取れて。それらがブワッときて泣いてしまったけれど、そんな感情を教えてくれて、そんな景色を見せてくれて、ありがとう。

 そして同じく挨拶でおっしゃられていた「5×20」の左の数字が変わらないということ。

「右の数字が増えていくのはもちろんすごいことなんだけど、左の数字がずっと変わらない。これもね、すごいことなんですよ。」

この言葉を聞いたときに「Song for you」の歌詞を思い出しました。

 ”途切れずに 誰も離れずに 今日まで僕らが辿った季節”

ちょうど櫻井さんが歌っています。他のグループでは誰かが抜けてしまうことが、惜しいながらもあります。そんな中でずっと変わらないメンバーで嵐さんが20年という節目を迎えられたこと。その事実のすごさをファンはもちろん、嵐さん自身が一番感じていました。櫻井さんだけではなく全員がそのことに触れていて、メンバー全員がそう思えるのは本当によかったなぁ。ライブが始まる前は20周年の実感がないとおっしゃられていましたが、ライブをやってきてその実感ができるというのは私たちファンも同じで感動しました。あの会場一体に「ありがとう おめでとう」が充満していたと思います。もしも「5×20」が発売された暁には、全部並べてその変わらない数字と増えていく数字に感極まるのでしょうね。

 もう一つだけ!ピアノめっっっちゃよかったです〜〜〜!!自分が行く前にネタバレを知りたくなくてだいぶ自衛していたんですけど、ツメが甘くツアー開始1日目、札幌初日で櫻井さんがピアノを弾くことは知っていました(笑)「アオゾラペダル」を弾くということも知っていたので、予想ついちゃうな〜なんてそこのパートは冷静に見ようとしてたんですけど、ダメでしたね。櫻井さんのピアノがすごい…!!いや、技術的なことは音楽を全くやっていない私からしたらわからなかったんですけど、それでもなんだ、すごかった…!!ピアノを弾くその姿に釘つけ。美しい櫻井さんだった…。昔の姿から今の姿になり、シンとした世界が色づいていく演出には鳥肌が立ちました。「アオゾラペダル」というのがまた…!いい…!!わたくし『ハチミツとクローバー』が大好きなんです。櫻井さんから映画に入り、アニメを見て、原作をお年玉で買った記憶があります。今でも大好きな漫画だし羽海野チカ先生は尊敬の漫画家さん…。曲自体も好きです。詞曲共にスガシカオさんが作ってくださってますが、落ち着いたメロディーに青春を思い出すかのような歌詞。もともとスガシカオさんやスピッツさんが好きな私にとっては、嵐さんがこういう雰囲気の曲を歌ってくださっているのが嬉しかったです。今回はピアノバージョンということで、歌詞の世界観にあった演出と空気感がとってもしみじみしてよかったです…合唱で一体感も感じられたし!泣きです!

 もうちょい!話は変わりますが。先に述べた私の「アオゾラペダル」の話のように、嵐さんの曲に誰しもが思い出があるのではないでしょうか。嵐さんを好きになったきっかけの曲や、励みになった曲、昔から好きな方は曲によって思い出す頃が違ったり。ただ単純に好きな曲というのもありますが、そういった思い出が付随するうえで好きな曲が必ずあると思います。今回の5×20ツアーでは20周年だからシングルをたくさんやってくださったのだと思いますけど、そのことで誰もが思い出の曲をやってくれて嬉しいと思えたのではないでしょうか。セトリを見ると、10年目から20年目にかけての全ての年のシングルをやっています(10年分全てのシングルではなく、2009年のシングルから4曲、2010年のシングルからは3曲…というように2009年〜2018年の各年のシングルがあるという意味)。ということは、たとえドンピシャな曲がなかったとしても、思い出のあるその年の曲は必ずあることになります。もし10年目から20年目の間に好きになった方は好きになった当時を思い出せるでしょうし、その前からファンの方は、この10年を振り返ることのできるセトリになっていますね。そこがとっても嬉しかったです。誰しもがアニバーサリーを感じることのできるライブだったということが。もちろん狙ってやっているかは知りませんが!私はといえば、ドンピシャすぎる曲の流れがあったのですが…それは他メンの感想のところに書こうかと思います。メンバーの感想ではなくなりますけど。既に櫻井さんの感想ではなくなってるので戻します(笑)

総じて櫻井さんははちゃめちゃにかっこよかったです。ライブに向けて体を絞ってくれ、若気の至りは無事、歓声でドームが揺れましたね。ダンスはもちろん歌も、帝王感のあるラップも聴けてよかったです。ありがとう櫻井さん!!

 

 

 

■ 大野さん

 続いて大野さん。今回大野さんの印象が変わったところがありまして。

 それがファンサ!!ファンへのサービス!!これがすごい!!

いやね、もちろん知っていましたよ。今までも大野さんのファンサが神なことは。そしてどうしてファンサをいっぱいしてくれのるかという理由も。知っては…いたんだけれど。目の当たりにすると全然違う。まじで会場全員と目を合わせている、あの男は…!!という感じでした。おかしいな、これまでもライブに行ったことはあったんですけど。自分の視野の狭さが招いてしまった失態…不甲斐ない(?)それにしても今回なぜ大野さんの神ファンサに気づいたかといえば、たけのこが目の前だったからなんですね。一階スタンド真ん中ちょい上だったから絶頂でも目の前。肉眼でもだいぶ見える。めっちゃ見える。見える…!登場した瞬間からわかってるはずなのに、やっぱり肉眼でだいぶ見えるとより高ぶりますよね…同じ世界に存在している人間だぁって。で、位置も目の前で高さもちょうどだからめちゃくちゃ見ます。モニター見ようかなって思わないほど大野さんに集中しました。たけのこだからそこまでトロッコで来て、乗ってから上がっていって、しばらく歌ってくださるから結構な時間拝められるわけです。そこでやっと思い知らされるのです。大野さんのファンサのすごさを…歌ってる姿のかわいさを…。あの人全ての人と目を合わせ、うちわに反応してたんじゃないかってくらいの対応でした。そんなんですから自分も目があったと言い張ります。「ありがとう」と書いたうちわにも気づいてくれたと断言します。それほど…そう思わせるほどの振る舞いでした。そしてファンサをしつつもちゃんと歌っている。すごい…すごいよ。普段はアイドルっぽさがないのに、ライブだと全開にアイドル・大野智。そういう、ライブでの大野さんの在り方にとても感動しました。次があるかはわからないけれど…これからは映像に映らないようなそういうライブならではの部分を、もっと視野を広くして観てみたいなぁ。他メンバーももちろん。

 そして大野さんといえばダンスパフォーマンス!!今回もダンスパートがあってとっても嬉しかったです!今までのライブでも観てきましたが、年々演出も含めてすごさが増していき、次はどんなパフォーマンスが観られるだろうと毎回楽しみにします。そう思えることは贅沢なことですね。今回はメンバーごとにパートがあるようで、松本さんのオーケストラパートの後での大野さんダンスパートでした。個人的に松本さんパートが最高潮すぎて、この後どうやって続くの…もうフィナーレじゃん…とかわんわん泣いてたんですけど、いやぁやられましたな!あの演出!大好きです…。記憶だと、オーケストラが物語の幕切れのように徐々にフェードアウトしていって暗転、しばらくしてザザッという音ともに砂嵐のような画面が少しだけ流れ、レーザーと大野さんの登場という流れだったと思うんですけど、この流れが好きすぎて…!!先にも言ったように、オーケストラパートがクライマックス並みにすごかったものですから(個人の感想)、そこから繋げるのって切ない曲にしろかっこいい曲にしろ元気な曲にしろすごく難しいと思うんですよね。下手したらめちゃくちゃかっこ悪くなる。だから泣きながらも内心、演出はどんなのがくるかなってワクワクしてました。そしたら見事にやられましたね。一気に大野ワールドに引き込まれました。というのもその前の一瞬の砂嵐のような画面と音。あれがあったからすごくよかったなって思えます。あの一瞬のおかげで、それがエンターテイメントであることを思い出させられたというか、意識を変えられたというか。言葉にするのが難しいです。ちょっと意味は異なりますが、ライブ「untitled」での「Song for you」から「未完」への流れみたいな。そういう感じはあった気がします。そのおかげで大野ワールドにすっといけました。狙いはわからないけどあの演出に拍手100万回贈ります…。ところで勝手に大野さんのダンスパートのことを大野ワールドって言ってます。だって大野さんがパフォーマンスをしているあの時間は、意識せずとも大野さんに目がいって、周りの雑音とか動くのが全く気にならない、大野さんと自分が二人きりになったような空間に感じられるんです。それも圧倒的に演者と観客で。レーザーと合わさって繰り広げられるダンス。その動きの全てが美しい。そこにある空間に息を飲んで引きつけられるばかりでした。疲れる、とは違うんですけど、本当に息を止めてたかのような感覚が大野ワールドから解放されたときにきます(笑)しかも次にはそこにぼんやりとあった世界が一気に広がるので昂りがやばいです…ダンス終わって「Face Down」とかかっこよすぎか…!!そっからのかっこいい曲続きはテンション上がりまくりでした。その一連の流れも含め、大野ワールドのすごさも含めめっっっちゃよかったです!

 そして大野さんの最後の挨拶。

「みんな優しいんですよ」

…嵐さんは本当に嵐が好きだなぁ。テレビでもそういう発言を聞きますけど、最近本当によく思います。ライブではめちゃくちゃ実感させていただきました。相葉さんの誕プレの話でした確か。その前のMCで、相葉さんが大野さんからもらったプレゼントのフィギュアをどうしようって言ってて。最後の挨拶で大野さんがそのことについて言っていて。

「いらないかもしれないけれど、ちゃんともらってくれる。4人とも優しいんですよ。…僕もね(笑)」(ニュアンス)

優しいとお互いに思える嵐さん最高だな…大野さんももちろん優しいよ…。そこからまた年齢の話にもなりまして。白髪が何本かあるって言ってた時はちょっと悲鳴が聞こえたりもしましたけど(笑)当たり前ですね。もう38歳だもんね。そんなおじさんにキャーキャー言ってくれてみんな優しいねって。もちろんだよ、好きだもの。白髪にはちょっと驚いたけどね。

 アニバーサリーツアーは20年を祝うとともにその時間の経過を感じられた公演でした。年齢は関係なく嵐さんが好きですし、その経過を嵐さんと過ごせてきたことにとても喜びを感じています。この前の「8時だJ」を見たときに、自分の知らない彼らの姿がもちろんあってそれに寂しさを感じたりもしましたけど、今こうして嵐さんのファンでいられることはとてつもなく幸せなことであって、今の大切さを忘れてはいけないなぁと、振り返って思いました。嵐はもうおじさんだねぇと言われます。だってもう30代後半だしね。でも、こうやってステージに立ってくれてることはすごいことじゃない?いつか言ったトップアイドルという夢がかなっていることが、見たい景色を見られたことが、すごい、すごいよ。大野さんの白髪はそれを証明してるんだ…私たち何万というファンが大野さんには白髪が生えていることを知っているのだから…。

 話が逸れましたが。大野さんはファンサのイメージが大きく変わったのが一番の感想ですが、ダンスはもちろん、書けなかったけどはちゃめちゃに素敵な歌声とかパフォーマンスがかっこよかったですし、MCでゆるっとしている大野さんも全部好きでした。ステージに立っていてくれてありがとう!!

 

 

 

 

 

 ということでお二人の感想でした。けっきょく演出の感想も入り、文章も乱れて読みにくかったと思いますが、ここまで読んでくださった方はありがとうございました!

次回は相葉さんと二宮さんについての感想を書こうと思います。